パリ左岸の老舗デパート、オ・ボンマルシェのクロモカードです。\r\r通常のクロモカードは10.5 x 6.5 cm くらいのものが多いのですが、こちらは18.3 x 12.7 cm と大変大きく珍しいサイズのクロモカードです。\r\r\rテーマは冬のバカンスから帰ってきたパリの子供たち。\r楽しかったバカンスの余韻を漂わせています。海辺のリゾートに行ったのか、生きたオマール海老がおみやげのようですね。\r\r\rカードの裏側にはバック通り側からみた当時の外観(今とかわりませんね)のほか、様々な宣伝文句が印刷されています。\r\r《世界で最も大きく、美しく、重要なデパート!》\r《必見、パリでもっとも面白い場所》\r《各国語通訳》\r\r #クロモ #クロモス #クロモカード\r\r《クロモカード》\r1800年代後半から1900年代のはじめにかけて、欧米でお店や会社あるいは商品などの広告宣伝のためにつくられたカードです。クロモリトグフィ(chromolithographie 多色刷石版)で印刷されているので、フランス語ではクロモ(chromo)と呼ばれています。ボン・マルシェなどの百貨店、ゲラン・ブトゥロンなどのショコラティエ、LU (Lefèvre-Utile)などのお菓子メーカーのものが有名です。\r少年少女や幼い子供、猫や鳥などの動物が主人公となっている絵柄が多く、可愛いだけでなく独特の不思議な世界観が表現されていて、トレーディングカードとして人気があり、コレクションの対象になっています。