新入荷 再入荷

今井絵美子★髪ゆい猫字屋繁盛記★ 角川文庫

flash sale icon タイムセール
終了まで
00
00
00
999円以上お買上げで送料無料(
999円以上お買上げで代引き手数料無料
通販と店舗では販売価格や税表示が異なる場合がございます。また店頭ではすでに品切れの場合もございます。予めご了承ください。
新品 560円 (税込)
数量

商品詳細情報

管理番号 新品 :42948180846
中古 :42948180846-1
メーカー 08c54467d 発売日 2025-03-29 15:41 定価 1400円
カテゴリ

今井絵美子★髪ゆい猫字屋繁盛記★ 角川文庫

今井絵美子★髪ゆい猫字屋繁盛記★ 角川文庫_画像1 今井絵美子★髪ゆい猫字屋繁盛記★ 角川文庫_画像2 今井絵美子★髪ゆい猫字屋繁盛記★ 角川文庫_画像3

★商品説明★今井絵美子著 「髪ゆい猫字屋繁盛記」 角川文庫

 「寒紅梅 髪ゆい猫字屋繁盛記2」       平成26年 3月 文庫初版
 「望の夜 髪ゆい猫字屋繁盛記4」       平成26年10月 文庫初版
 「赤まんま 髪ゆい猫字屋繁盛記5」      平成27年 4月 文庫初版
 「霜しずく 髪ゆい猫字屋繁盛記6」      平成27年11月 文庫初版
      定価    560円~600円+税  296頁~303頁

★著者略歴★ 1945年。広島県生れ。成城大学文芸学部卒業。画廊経営、テレビプロデューサーを経て執筆活動に入る。時代小説を書く。1998年「もぐら」で第16回大阪女性文芸賞佳作。2000年「母の背中」で第34回北日本文学賞選奨。2002年「蘇鉄のひと」第二回中・近世文学大賞最終候補作。2003年「小日向源吾の終わらない夏」第10回九州さが大衆文芸賞大賞・笹沢佐保賞受賞。

★作品内容★ ”照降町自身番”シリーズの続編シリーズ。自身番の斜向いにある髪結い床の猫字屋が舞台に成る。主な視点が書役の喜三次から、猫字屋の長男で同心の小者を勤める髪結いの佐吉に移るが、登場人物などはほとんど変わらないので、その世界がそのままで楽しめる。このように同じ舞台で主役の視点を変える作風を作者は得意としている。 隣の木戸番に幼な子が3人養われるように成ったり、猫字屋の髪結い職として新しい登場人物が現れたりするが、”自身番”シリーズからの登場人物が引き続き、そこで出てきたエピソードも引き継がれる。もちろん前のシリーズを読んでいればより深く楽しめるが、ここから読み始めてもわかるようにうまく語られている。
 <2> 「初嵐」人手不足になった猫字屋に新しい髪結い鹿一がやとわれる。また木戸番に引き取られた子どもたちの実の親の顛末。「かまいたち 瑞泉の恋」浮世絵師の瑞泉が惚れたのは、見た目はへちゃむくれの居酒屋の女将。「寒紅梅」猫字屋の女主おたみの元師匠の娘が病に倒れる。「凍鶴」昔木戸番で救われたこともあるおもんや玉緒が久しぶりにやってくるが、おもんは何か屈託を抱えているような。親子の絆や、人のつながりを髪結い床を舞台の中心に描く。
 <4> 標題作はほとんど一遍でまとまっているが、他は、いろんなものとの絡み合いながら、物語が進む。「梅雨の月」魚河岸の隣の店が、店をたたむという。魚竹はそこを買い取ることにするが、思いは複雑だ。「木の晩」おたみの養女・およしが出産する。強くなったおよしの姿を見て目が潤む。「草の息」隣の店を買うことになった魚竹、そこに魚河岸の若い者相手の食い物屋を開くことにして、居酒屋の・おてるにその差配を頼む。いっぽう、佐吉もおきぬの兄に正式に申込、秋に祝言をあげることが決まる。「望の夜」珍しく、一遍でまとまっている。猫字屋の常連ではあるが高級料理屋の女将、お連は謎に包まれていた。7年半前に照降町にやってきたが、己の過去を語ろうとしない。芸者を落籍され店を持たせられたが、3年半前旦那が倒れ、そのあと見舞いにも行けなかったのだが、最近の様子が伝わる。身も世も失い、旦那の元に駆け付けるが。
 <5> 時は変わるが、物語は進む。一遍づつの概要は記せても、その味わいを記すとなれば、全文を写すしかない。ともかく読んでみなければ物語は分からない。「秋麗」山竹の隣に、飯屋”竹とんぼ”が開店。おてるも張り切っているがおゆきも入りびたりに。そんななか、猫字屋の佐吉とおきぬが祝言をあげる。喜三次も久しぶりの活躍。「山女」木戸番小屋のおすえ夫婦の養い子・松竹梅の末っ子、お梅が、突然高熱を発して、道玄のもとに運ばれる。猫字屋の面々は、留守居をしたり、泊まって子供たちの面倒を見たりするが、お梅は、儚くなってしまう。「赤まんま」失意のおすえ、でも残された松・竹が心配していたのは、お梅を亡くしたおすえのことだった。「神渡し」自身番に捨てられた娘・お寿々。お梅と同い年であったがゆえに、余計気持ちも移る。その親探しと、罪を着せられて島に行って、片足を失いながら戻ってきた男の物語。物語は続くし、並行しているが、一話づつその中で完結していて、感動が味わえる。
 <6> 年末から、年明けまでの4編。「霜しずく」魚問屋・魚竹の元奉公人が死んだ。些細な事から意地を張り、魚竹をやめて、妻子に迷惑をかけていた男だ。「寒の雨」猫字屋の嫁に入ったおきぬの兄(これまでも妹に散々迷惑をかけて、寄せ場送りにもされた)男が、妹が世話になっているからと大量の小豆を猫字屋に届ける。同じ日に、汁粉屋の蔵から小豆が盗まれる事件もあった。「寒四郎」かつての知り合いの女が、悪事に巻き込まれそうになっていた。心やさしい男は、その屍骸を見ても否認する。「雪しまき」島抜けしてきた男が、求めた、ついの思い。

  状 態
  • 状態は、良好です。

★発送方法★ クリックポストを、予定していますが、複数落札していただければ、まとめて発送します。
 多数まとめて送る場合は、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。
 他の出品を落札した場合や、落札予定の時はなるべく早めにご連絡ください。

マイ・オークションをごらんください

★出品者から★ 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。
 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
 経年劣化などはご理解ください。
参考・宅配料金(本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。変更の場合があります。)
宅配名条件・サイズ料金 注意点
クリックポスト(JP)厚さ3センチ。厚さを超えなければ割安。A4サイズまで、一律185円。同サイズ文庫4冊まで同梱可。補償無し。
レターパック全国一律520円。厚さが3センチから6センチぐらいまでの本の発送に適している。4キログラムまで。補償無し。
ゆうパックなど宅配便従量制、配達地によって料金が変わる。大体870円~と見ていい。まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。

 

レディースの製品

商品情報の訂正

このページに記載された商品情報に記載漏れや誤りなどお気づきの点がある場合は、下記訂正依頼フォームよりお願い致します。

訂正依頼フォーム

商品レビュー

レビューの投稿にはサインインが必要です