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「寒紅梅 髪ゆい猫字屋繁盛記2」 平成26年 3月 文庫初版
「望の夜 髪ゆい猫字屋繁盛記4」 平成26年10月 文庫初版
「赤まんま 髪ゆい猫字屋繁盛記5」 平成27年 4月 文庫初版
「霜しずく 髪ゆい猫字屋繁盛記6」 平成27年11月 文庫初版
定価 560円~600円+税 296頁~303頁
<2> 「初嵐」人手不足になった猫字屋に新しい髪結い鹿一がやとわれる。また木戸番に引き取られた子どもたちの実の親の顛末。「かまいたち 瑞泉の恋」浮世絵師の瑞泉が惚れたのは、見た目はへちゃむくれの居酒屋の女将。「寒紅梅」猫字屋の女主おたみの元師匠の娘が病に倒れる。「凍鶴」昔木戸番で救われたこともあるおもんや玉緒が久しぶりにやってくるが、おもんは何か屈託を抱えているような。親子の絆や、人のつながりを髪結い床を舞台の中心に描く。
<4> 標題作はほとんど一遍でまとまっているが、他は、いろんなものとの絡み合いながら、物語が進む。「梅雨の月」魚河岸の隣の店が、店をたたむという。魚竹はそこを買い取ることにするが、思いは複雑だ。「木の晩」おたみの養女・およしが出産する。強くなったおよしの姿を見て目が潤む。「草の息」隣の店を買うことになった魚竹、そこに魚河岸の若い者相手の食い物屋を開くことにして、居酒屋の・おてるにその差配を頼む。いっぽう、佐吉もおきぬの兄に正式に申込、秋に祝言をあげることが決まる。「望の夜」珍しく、一遍でまとまっている。猫字屋の常連ではあるが高級料理屋の女将、お連は謎に包まれていた。7年半前に照降町にやってきたが、己の過去を語ろうとしない。芸者を落籍され店を持たせられたが、3年半前旦那が倒れ、そのあと見舞いにも行けなかったのだが、最近の様子が伝わる。身も世も失い、旦那の元に駆け付けるが。
<5> 時は変わるが、物語は進む。一遍づつの概要は記せても、その味わいを記すとなれば、全文を写すしかない。ともかく読んでみなければ物語は分からない。「秋麗」山竹の隣に、飯屋”竹とんぼ”が開店。おてるも張り切っているがおゆきも入りびたりに。そんななか、猫字屋の佐吉とおきぬが祝言をあげる。喜三次も久しぶりの活躍。「山女」木戸番小屋のおすえ夫婦の養い子・松竹梅の末っ子、お梅が、突然高熱を発して、道玄のもとに運ばれる。猫字屋の面々は、留守居をしたり、泊まって子供たちの面倒を見たりするが、お梅は、儚くなってしまう。「赤まんま」失意のおすえ、でも残された松・竹が心配していたのは、お梅を亡くしたおすえのことだった。「神渡し」自身番に捨てられた娘・お寿々。お梅と同い年であったがゆえに、余計気持ちも移る。その親探しと、罪を着せられて島に行って、片足を失いながら戻ってきた男の物語。物語は続くし、並行しているが、一話づつその中で完結していて、感動が味わえる。
<6> 年末から、年明けまでの4編。「霜しずく」魚問屋・魚竹の元奉公人が死んだ。些細な事から意地を張り、魚竹をやめて、妻子に迷惑をかけていた男だ。「寒の雨」猫字屋の嫁に入ったおきぬの兄(これまでも妹に散々迷惑をかけて、寄せ場送りにもされた)男が、妹が世話になっているからと大量の小豆を猫字屋に届ける。同じ日に、汁粉屋の蔵から小豆が盗まれる事件もあった。「寒四郎」かつての知り合いの女が、悪事に巻き込まれそうになっていた。心やさしい男は、その屍骸を見ても否認する。「雪しまき」島抜けしてきた男が、求めた、ついの思い。
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
経年劣化などはご理解ください。