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ヨーロッパに暗雲兆す1936年、ドイツ人を母に日本人を父にもつK・ノハラがドイツにて『黄禍論』を刊行。大国中国の覚醒とアジアの抬頭を描く。元共同通信記者が追い続けた幻の人日本名「野原駒吉」の世界観が今、明らかになる。
(訳者あとがき)
原著はいわゆる「黄禍論」ではなく、むしろ「反・黄禍論」である。一方で、世界史の正統からも外れている。「黄禍」を切り口に世界史的スケールで展開した東西関係史とでも言おうか。また、この時代に勢いを増した日独の全体主義的観点に立って初めて可能となった特殊な仮説と言うべきかもしれない。そのせいかどうか、原著が、英語圏の出版・言論界で当初から警戒されたことは間違いない。「中国の資源を求めて、大陸の奥地へと入り込む日本帝国主義の論理の代弁者」という同書への位置付けも多分、正論だ。私は、前書きにも述べた通り、同書がネガティブな史料であることは認識している。それを差し引いてもなお「興味深い」との思いは変わらない。
この『黄禍論』が世界を相手にしているとはいえ、核心的なテーマは日中比較論だ。日本人と中国人という、この似て非なる強い民族が東アジアに隣あって存在しているということの意味は重大だ。『日本の素顔』で日本人論を書いた野原が、次のステップとして中国人の分析と、日中関係の解明に重点を置いた大きな著作に挑んだのはそれなりに論理的だった。七十年以上前、彼が、まだ覚醒途中の中国に対して行った分析が的を外していなかったことは、完全に覚醒した中国を目の当たりにしている我々の目には明らかだ。
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