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木枯し紋次郎傑作選 「無縁仏に明日をみた」+「木枯しは三度吹く」+「お百度に心で詫びた紋次郎」 笹沢左保 富士見書房
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：58688160990
中古 ：58688160990-1 |
メーカー | 6570f94d49 | 発売日 | 2025-04-07 02:32 | 定価 | 1380円 | ||
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| カテゴリ | |||||||||
木枯し紋次郎傑作選 「無縁仏に明日をみた」+「木枯しは三度吹く」+「お百度に心で詫びた紋次郎」 笹沢左保 富士見書房
閉じる中村敦夫の解説
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手前、送料は込みの設定とさせていただいておりやす。
あしからずご了承してやっておくんなさい。
無宿渡世の旅烏に、長脇差を棄てる日は来るんでござんしょうか…。
木枯しの異名を取る伝説の渡世人、紋次郎さんの本が三冊まとめて一気に御披露目でござんす。
富士見書房、時代小説文庫。絶版になって久しい赤表紙。経年劣化によるスレや細かい傷はありやすが、まあ万事読むのにご不便はござんせんでしょう。
まずは「無縁仏に明日をみた」(昭和58年2月初版)。
表題作のほか、「暁の追分に立つ」「女郎蜘蛛が地に這う」「水車は夕映えに軋んだ」「獣道に涙を棄てた」の六編。解説は推理文壇の評論家・中島河太郎御大が書いておりやす。
お次は「木枯しは三度吹く」(昭和58年6月初版)。
これは「唄を数えた鳴神峠」「霧雨に二度哭いた」「四度渡った泪橋」いずれも数字が封じられた洒落た表題の四篇。
最後に「お百度に心で詫びた紋次郎」(昭和59年7月初版)。
神戸の長吉さんがご出演の「白刃を縛る五日の掟」「雷神が二度吼えた」「賽を二度振る急ぎ旅」「年に一度の手向草」。これは中村敦夫の旦那が解説しておりやす。
曰く、
「予定調和のない暴力を、救いようのないセンチメンタリズムを、そして何よりも生存の危機感を表現した。きれいごとで完結する物語を否定し、今も昔も変わらぬ不安定な人間社会学と個人の関係の中で、一人の強い男の生き方を呈示したのである」
ちなみに「年に一度の手向草」は中村敦夫の旦那ではなく、岩城滉一の旦那がこれ一本きりということでやっておりやす。
えっ、ほかの一家から十五冊まとめて安く出てる？
あっしには関わりのねぇことで…。
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